コンバージョンレートよりコンバージョン数を重要視する
声の甲高い社長が身振り手振りを交えて、お得な商品を紹介するテレビ通販で思うことは、特典の使い方が上手いということですよね。
特典というと、売れなかったものを付け足す、というイメージが一昔前はありましたが、今は特典だけでも価値のあるものが販売されています。
この特典を付ける手法は、より高いコンバージョンを目指すための戦術ですね。
ウェブサイトで商品を販売するのに適したものと言えば、教材やDVD・映像・音声といった情報コンテンツです。
コンサルティング系サービスもそうですが、これらのコンテンツ販売においても特典は、コンバージョン効果を上げます。
が、ウェブマーケティングでは、コンバージョンレートつまり成約率または購入率といった指標を重要視します。
コンバージョンレートでの比較は母数が一定ではないので、検討材料としては信憑性が問われます。
逆にコンバージョン数を重視することで、目標未達成の項目があったのならば、原因が追求しやすくなります。
単純にコンバージョンレート12%と8%では、前者の方が、同条件ならば優秀ですが、母数が異なると成約数に違いが出てくるので、ランディングページの最適化はコンバージョンレートよりもコンバージョン数の向上を目指すほうがよろしいのではないでしょうか。
販売単価によってはコンバージョン数が低くなりますが、売上げという指標も見逃せません。